先週の重賞　レース結果

12月28日（JRAの今年最終日）は何もかも払戻率が80%になる「JRAスーパープレミアム」が開催されるということで、理論的には三連単が最もお得ということになります（72.5％→80％）。ちなみに馬連は77.5%です。まぁだからと言って三連単を闇雲に買うと得するのかというと、いかんせん的中率が悪いのでどうかなとは思います(笑)

それでは先週の重賞を振り返ります。

☆京都2歳ステークス

順位表です。

1着△⑧。2着無印③　でした。2着抜けでした。

2着にフィデルが食い込んできたかと思いましたが、ビーアストニッシュドがハナ差凌いだので馬券を逃しました(笑)前半千メートルが62.8秒と逃げ先行勢には楽なペースで進んでいました。逃げた2着馬と上がり最速の1着馬のタイム差は0.5秒で、大きな差がありませんでした。騎乗の松山騎手がマクリ気味に残り4ハロン過ぎから先頭に取りついたのは好騎乗でした。これがなかったら行った行ったで決まっていました。それも大外からで距離ロスもかなりあったと思われますので着差以上の強さがあると思います。そしてリオンディーズ産駒の重賞初勝利、二千で勝てたのは今後の幅が広がると思います。ただ時計は遅いので、今後はスピードにどこまで対応できるかがキーポイントとなってくるのかなと思います。

☆京阪杯

順位表です。

1着無印②、2着×⑤　でした。1着抜けでした。

エイティーンガールの大外一気でした。豪快な競馬でした。スタートしてから後ろの位置取りで、テンの3Fも34秒台と差し馬にとってはあまり有利ではない条件での差し切りは価値があると思います。この馬はキーンランドカップで2年連続で連対しているように、どちらかというと平坦な馬場で良績を上げているので、坂のある阪神の重賞はどうかなと懐疑的だったのですが、ごめんなさいという感じでした(笑)後ろからの競馬になるので、どうしても展開に左右されることが多いですが、G3レベルなら今後も注視する必要がありそうです。私の本命ライトオンキューはやはり58kgと久々が響いたかなと思います。

☆ジャパンカップ

順位表です。

1着◎②、2着△⑦　でした。的中ですが馬連5.3倍でガミでした。

コントレイルが有終の美を見事勝利で飾りました。パドックを見てこれは調子が良さそうだなと思いました。オーソリティとシャフリヤールを見る形での道中の位置取りでした。そこからメンバー最速の脚を使って他馬を完封しました。オーソリティもシャフリヤールも現状でのベストの競馬をしたと思います。率直に言ってコントレイルの強さだけがクローズアップされたレースでした。まだいくつもG1を勝てると思わせる競馬だけに引退は残念ですが、今後は良い仔を作ってディープインパクトの後継種牡馬になってもらいたいなと思います。

今週は阪神でG3チャレンジカップ、中山でG2ステイヤーズステークス、中京でG1チャンピオンズカップが行われます。この3レースを分析していきます。