土日の重賞　レース結果

凱旋門賞の前哨戦であるフォワ賞（フランスG2）で、ディープボンドが逃げ切り勝ちをおさめました。このレースはロンシャン競馬場のニ四ということで、凱旋門賞と同じコースで行われます。今回は6頭立てで少頭数のレースでしたが、凱旋門賞のリハーサルとしては最高の結果だと思います。ディープボンドはもともと重い馬場でも苦にしないので、ヨーロッパのような重い芝でも問題はないと思ってましたが、フランスの馬場でも通用することが分かり、凱旋門賞に向けて俄然期待が膨らんできました。

それでは土日の重賞を振り返ります。

☆紫苑ステークス

順位表です。

1着無印⑪、2着無印①　でした。久々に箸にも棒にも掛からない結果でしたorz

ファインルージュがゴール前鋭く抜け出して差し切りました。強い競馬だと思います。前に行くと思っていた馬がことごとく後ろになってしまって、私の馬券はその時点で終了でした(笑)
オークスでは案外な成績でしたが、この距離を余裕で勝てたことで秋華賞の道が明るくなりました。今年の秋華賞は阪神なので、ゴール前の坂がポイントになるのですが、中山でこれだけできるのなら問題はなさそうだと思います。2着スルーセブンシーズと3着ミスフィガロまでが秋華賞の優先出走権をとりましたが、どこまで本番でやれるか楽しみです。

☆京成杯オータムハンデ

順位表です。

1着△②、2着無印⑨　でした。2着抜けでした。

コントラチェックが終始逃げる中、追い込んできたカテドラルがクビ差差し切りました。本来逃げるだろうと思われる馬が後ろからの競馬になったことも関係したのか、コントラチェックは楽に逃げました。この頃千二のレースが続いていたのが良かったのか、行き脚が良かったです。カテドラルは直線に入っても馬群に包まれてましたが、開いたところを鋭く抜けました。このところ重賞で2着続きで、重賞の常連でもあるので見落としておりましたが、これで重賞初勝利です。カテドラルは今年に入って充実期を迎えているのではないかと思います。これでG1で通用するかどうか、富士SやスワンSあたりでもう一度見てみたい気がします。3歳世代がNHKマイル2着馬3着馬とG3で連対できませんでした。勝ち馬のシュネルマイスターが安田記念で3着しており、一概に言えないとは思いますが、ちょっと世代としての強さを見極めていかなければならないのではないかなと思います。

☆セントウルステークス

順位表です。

1着▲⑧、2着◎⑮　でした。的中ですが馬連5.9倍でガミでした。

レース後のインタビューでルメール騎手がギリギリセーフって言ってましたが(笑)、着差はありませんでしたが、強い勝ち方だったと思います。番手で競馬ができたし中京の坂はクリアできたし、休み明け初戦としては上々の競馬だったと思います。本番の中山競馬場は未経験ですが、これだけの走りができれば問題はないと思います。ピクシーナイトは最後よく迫りましたが届きませんでした。これで2戦連続2着ですが、古馬相手の重賞でも十分勝ち負けになるということは証明しました。スプリンターズSに行っても斤量が今回より軽い53kgでいける分有利なのではないかと思います。この2頭は本番でもいいとこいくんではないかと思います。

次回の競馬は東西ともトライアルです。今回は中京競馬場で行われるローズステークスG2、中山でセントライト記念G2、そして阪神ジャンプステークスJG3が行われます。こちらを分析していきます。